日本とギャンブルのおはなし

日本はカジノで有名なわけではありませんが、それでもギャンブルは人気のあるアクティビティです。日本国内で賭けが認められているスポーツは、競馬、競輪、競艇、オートレース、サッカーの5つです。今回は、日本における賭け事の種類についてご紹介します。

競馬

競馬は、イギリスをはじめとする世界各地では上品なものとされていますが、日本ではそうではありません。社交場ではなく、賭博場なのです。おしゃれをして行く場所ではありませんし、配偶者や家族を連れて行くと、睨まれることが予想されますね。

とはいえ、興味をそそられるおもしろい賭け事であるのは事実で、競馬場を見たいなら府中の東京競馬場がお勧めです。1933年に設立された東京競馬場は、ジャパンカップや日本ダービーなど、日本で最も有名なレースの舞台となっています。

競輪

競輪は、以前は日本のみで行われていた自転車競技ですが、最近では、韓国にも競輪の競輪場がオープンしました。競輪選手の大半は男性ですが、2012年には「ガールズケイリン」が結成され、出場する女性選手に賭けることができるように。

通常、9人の選手が333.3~500mのコースを2000~3000m走行します。平均時速は60km、ゴール時の最高速度は70kmと、非常に速いスピードで走行します。東京の競輪場には、調布の京王閣競輪場と立川のたちかわ競輪場があります。

競艇

パワーボートレースは「競艇」と呼ばれています。競輪と同様に、2002年に韓国で競技場が登場するまでは、日本特有のギャンブルでした。

競艇場は、湖や川、海に作られるのが一般的で、6隻のボートが300メートル間隔の2つのブイの周りを3周します。艇の最高速度はなんと時速80km。競艇の特徴は、創成期から男女が一緒に競技していることでしょう。

ちなみに、競艇場に行くには、東京であれば3つの競技場があります(江戸川、平和島、多摩川)。

オートレース

オートバイのレースをオートレースといいます。典型的なレースでは、8人のレーサーが500mのオーバルサーキットを6周して競います。直線速度は150km/h、カーブでは90km/hに達することも。

かつては自動車レースも行われていましたが、現在はオートバイレースのみが行われています。特に千葉県には、オートレースのレース場が集中していますね。

パチンコ

パチンコは、日本独自のゲームの一種で、スロットマシンに相当するものです。パチンコ店はどこにでもあり、とても身近な存在で、一般的には駅の近くに多く見られ、明るく魅力的な外観をしています。以前は男性が多かったのですが、最近では女性も多く入店していますよね。

獲得した賞金は、タバコ、ガジェット、食料品、銀、金などと交換することができますし、もしくは、当たったものは近くの店で売ることができるので、間接的にお金を稼ぐこともできます。